アニメ好き営業マンのヒトリゴト

令和元年5月21日開設〜〜アイコンは奇跡的に分身成功しちゃった時のです。次の仕事は忍者説でてきました。47代目火影ってプロフィールに書きてぇです。シンキティです。よろしくどうぞ!!!

さらざんまいの楽しみ方

 

・最初は無心で観るべし。

・世界観はなんとなく掴むくらいで良い。

・シリアス展開になってからが面白い

 

 さらざんまいは、前提がよくわかんないとか、設定が謎とか、そう思っちゃう時ありましたよね。

 この作品は最初から色々考えだすと、よくわかんなくなる。ましてや1話だけだと絶対無理かも。どんなに頭良い人でも無理。アインシュタインでも無理。わかってるの監督だけみたいな。

 とにかくあの世界観に従う、あの世界観のルールをなんとなくでいいから掴む。そうするとだんだん楽しくなってくる。音楽も作画も良いから、視覚的にも聴覚的にも楽しいし。音楽のMVだって、1回観ただけじゃ、中々全部は理解できないから、それと同じような感じ。

 

 ちなみに、僕も最初は「意味わかんねー(けど、なんか面白かったケロ)」で1話終わったから、その後観てなかったのですが、理解できないままなんて嫌だなって思ったので、後から一気観しました。

 

 最新話まで秒で追いついたよね。倍速で観たわけでもないけど、あっという間だった。なんだろう、4話まではみんながカッパになってゾンビの尻子玉を抜くっていう展開は同じなんだよね。お笑いの基本は繰り返しって言いますけど、これも似たような感じ。繰り返し同じような展開だと、こっちも慣れてくる。最後にさらぁーさらぁーさらぁーさらざんまい!って言う。

 アンパンマンはバイキンマンをアンパンチでやっつけて、バイキンマンがバイバイキーンって言って終わる。ロケット団はピカチュウの10万ボルトでやられて、ロケット団がやなかんじーって言って終わる。それと同じ感じです。テキトーとか言わない。

 でも5話からそうじゃなくなるのがまたこの作品のおもしろいところ。急にシリアスになる。重い話ぶちこんでくる。

 カワウソ帝国とかいう謎の敵組織を出してくるところも面白い。前半はギャグ、後半はシリアス。これっておもしろい作品によくあるポイントだもんね。ジャンル違うけど、とらドラ!とか。

 

つながりたいけど、偽りたい

つながりたいけど、奪いたい

つながりたいけど、報われない

つながりたいけど、そばにいない

つながりたいけど、許されない

つながりたいから、諦めない

つながりたいけど、裏切りたい

つながりたいけど、もう会えない

 

 これ全部話のタイトル。

 

 しかもさらざんまいは最後の最後でタイトル名を出す。予告編では第○皿と、簡単なあらすじしか公開されない。

 タイトルはほとんどが、良い意味で使われない言葉を使ってくる。偽りたいとか裏切りたいとか。でもそれが本心なんだよね。話の本質なんだよね。

 最後にこのインパクト強く、かつ核心をついたタイトルを持ってくるから、うわぁーーーすげぇ(語彙力)ってなる。

 

 しかもそのあと、ちょっと切なげなエンディングを流すときた。あぁ、終わっちゃったなぁ‥‥ってなる。彼女とデートしてバイバイしたあとの気分になる。電車が同じ方面だったらいいのにって。つまりちょっとエモいんですよ。

 

 実写とアニメをミックスさせてるのもいいよねぇ。しっとりしてる歌に夜の浅草、さらに一稀たちがどこか切ない表情なのが、エモさをかき立てる。かけ算がうまい。

 

 なんか寂しいなぁ、来週も観よってなるんだよな。彼女に週一で会いたくなるのと同じ感覚。今いねぇから思い出美化して言ってますけど。

 







 なんか彼女いねぇの思い出したら、イライラしてきたから、寝よ。


 つづきはまたそのうち投稿します!

 おやすみなさい